配送サイトで確認したい5つのポイント
薬の配送を検討する際は、サイトの表示を冷静に確認することが第一歩です。以下は、広告掲載ポリシーを手がかりにした5つの判断軸です。
①処方薬のオンライン販売を促すサイトは広告制限の対象です。Googleパブリッシャーポリシーでは、「処方薬の販売」「オンライン薬局」など、処方薬の購入を促すコンテンツへの広告掲載を制限しています。「今すぐ購入できます」と販売を売り込むページには慎重になりましょう。
②未承認の薬物・サプリメントを販売するサイトも制限対象です。Google Adsポリシーには、麻黄を含む製品や、有効成分・危険成分を含むハーブ・サプリメントなどを挙げた「未承認の薬物とサプリメント」リストがあり、判断の参照先になります。承認状況を確認できるまで購入は見送るのが安全です。
③健康情報の誇大表示にも注意が必要です。現在の重大な健康危機に関連して権威ある科学的コンセンサスに反する内容や、有害な健康情報を載せるページには広告を掲載できません。効果や即効性を過度にうたう表現は、科学的な裏付けがない可能性があります。「絶対に効く」「すぐ治る」といった表現は、特に注意しましょう。
④個人情報を狙うサイトへの警戒も欠かせません。虚偽・曖昧な内容で誘引する行為や、ID・住所など個人情報を盗もうとするフィッシング、実在の組織やサービスとの提携を装う誤解を招く記述は禁止されています。身に覚えのない連絡でカード情報や暗証番号を求められたら、入力せずに利用をやめましょう。
⑤判断に迷ったら、医師や薬剤師に相談するのが確実です。本稿は医学的アドバイスではなく、日本の法令の具体的な解釈は断定しません。記載したポリシーは検索時点のもので変更される可能性があります。配送サービスの利用可否や薬の扱いについて、かかりつけの医療者と話し合ってください。
まとめ
配送サイトの利用前に、「販売を促す表示」「未承認薬・サプリメントの有無」「誇大な健康情報」「個人情報の要求」「専門家への相談」の5点を確認しましょう。高齢の家族の薬をまとめて受け取る場合も、医療者に伝えて指示どおりの利用を心がけてください。本稿は特定企業・サービスの安全性を保証するものではありません。