注意すべき広告表現
検索結果や広告で「合格保証」「入学確約」「ビザ取得確実」「返金保証」といった表現を見かけることがあります。特に「絶対に合格」「確実にビザが取れる」という文言は、一見すると安心感を与えますが、大きなリスクを含みます。こうした表現は、契約を急がせる目的で使われることもあるため、まずは冷静に内容を確認することが重要です。
なぜ約束できないのか
入学審査は学校が、ビザ(在留資格)審査は出入国在留管理庁などの行政機関が判断します。留学サービスは出願書類の準備や手続きを支援できますが、審査結果そのものを決めることはできません。したがって「合格保証」や「ビザ確実」は、業者には実現が約束できない表現です。合格率などの数値も、検証可能な根拠が示されなければ鵜呑みにできません。入学・ビザの審査基準は国や学校によって異なり、年度ごとに変わることもあります。
広告ルール上の扱い
Googleの広告・コンテンツポリシーは、虚偽・不実・欺瞞的な情報で商品やサービスを宣伝することを禁止しています。検索広告の罰則規則でも「入学を約束する表現」は実現不能な約束の典型例として重大違反に挙げられています。また、広告をクリックした先のランディングページは、広告の内容と一致していることが求められます。偽造書類や代筆・代受験を助長する内容も禁止対象です。仮に実績を示されても、その根拠が確認できない場合は注意が必要です。
契約前に確認したいこと
契約前に確認したいのは、①費用の内訳が明示されているか、②合格実績が検証可能な資料で示されているか、③契約書に返金条件や解約条項が明確に書かれているか、④公式サイトと広告の表記が一致しているか、⑤運営会社の情報や問い合わせ先が明記されているか、の五つです。不明な点は資料請求をし、複数社の見積もりを比較してから判断しましょう。実績の裏付けが取れない場合は、その数値を鵜呑みにせず、学校の公式情報や公的統計で確認しましょう。
まとめ
本記事は特定の留学サービスを推薦するものではありません。「合格保証」をうたう業者に申し込む前に、出入国在留管理庁などの公的窓口で最新の在留資格情報を確認し、複数社の公式資料を比べて判断してください。費用や手続きに不安があれば、契約前に必ず文書で確認してください。