契約前に確認する3つのチェックポイント
顧問契約は翌年以降も続くことが多い契約です。見積書の金額だけで判断せず、契約書の記載内容を確認してから選定しましょう。チェックリストとして活用してください。
1. 契約形態と報酬体系を書面で確認する
月次顧問とスポット依頼では、契約期間や報酬の考え方が異なります。顧問料に含まれる業務範囲(税務相談、申告書の作成、帳簿指導など)と、別途費用が発生するケースを明確にしておきましょう。更新条件や自動更新の有無も、契約書の記載で確認します。口頭説明だけに頼らず、見積書と契約書を突き合わせて確認しましょう。
2. 担当者体制と引き継ぎ方法を確認する
税理士法人は複数名で業務を分担するため、担当者が交代する可能性があります。交代時の引き継ぎ手順や、担当者以外にも相談できる体制か、緊急時の連絡先を事前に聞いておきましょう。初回相談時に担当者へ質問し、回答をメモに残すと比較検討がしやすくなります。
3. 解約条件と書類の返却・引き継ぎを確認する
解約の通知期間や途中解約時の精算方法、帳簿・申告書類・データの返却と引き継ぎ手順を確認します。申告期限が近い時期に解約すると引き継ぎに時間がかかる可能性があるため、余裕を持って進めましょう。書類の返却時期や引き継ぎ費用の有無も、契約書で確認しておきましょう。引き継ぎが完了するまでの期間も想定して計画を立てましょう。
広告表現と契約書の見極め方
「必ず節税できる」「確実に還付される」などの成果保証的な表現は、Googleのパブリッシャーポリシーで禁じられる歪曲・虚偽表示に当たる可能性があり、選定の判断材料にすべきではありません。税務・財務サービスは広告の制限付きカテゴリに該当する場合もあるため、広告の謳い文句より契約書の記載内容を優先して確認しましょう。疑問点はその場で解消し、不明瞭な項目があれば契約を急がないことが大切です。
まとめ
報酬や契約条件は事務所や地域により異なるため、本記事では料金相場やランキングを提示しません。個別の税務判断は資格を持つ税理士への相談が必要で、日本税理士会連合会や国税庁の公式情報も確認先として利用してください。本記事は特定の税理士法人を推薦・紹介するものではなく、契約前に必ず書面で内容を確認することが大切です。