広告ポリシー上の制限と禁止表現
電気エンジニアの転職先を探すと、「採用を保証します」といった広告に出会うことがあります。本当に応募すれば採用されるのか、不安になりますよね。こうした広告をそのまま信じる前に、客観的な判断基準を持ちたいところです。
求人・採用情報を扱う広告は、Googleの広告ポリシー上「制限付きカテゴリ」に該当し、原則として限定された米国政府系広告主のみが特定条件下で雇用情報をターゲティングできます。つまり、雇用情報の広告は誰でも自由に扱えるわけではなく、一定の制約のもとで運用されています。さらに、採用を約束する内容は「実現不可能な約束」として重大ポリシー違反(Egregious violation)の典型例に位置づけられています。
要注意表現の対照表
また、採用機関ではないのに「本日採用しています」等と名乗るのは、身分の虚偽表示として重大違反とされます。運営者や内容の目的を歪曲・隠蔽する「誤解を招く表現」も掲載できない対象です。以下の表が判断の手掛かりになります。
| 違反タイプ | 典型例 | ポリシー上の位置づけ |
|---|
| 実現不能な採用約束(Promise to hire) | 「採用を保証します」等の採用約束 | 重大違反(Egregious violation) |
| 身分の虚偽表示(Misrepresentation of identity) | 採用機関ではないのに「本日採用しています」と掲載 | 重大違反(Egregious violation) |
いずれも「応募者に確実な成果を約束する」か「実体を隠して応募を誘う」点が共通しており、信頼性の低い広告の典型です。表の典型例に当てはまる広告は、応募を進める前に慎重に検討してください。応募前には次の3点を確認しましょう。
応募前に確認すべき3点
- 掲載運営者が特定できるか(会社名・運営者が明記されているか)
- 契約・条件が明示されているか(雇用形態や勤務条件が具体的に書かれているか)
- 公的窓口や公式情報と突合できるか(企業公式サイト等で内容を裏取りできるか)
まとめ
なお、個別求人の適否は本稿では判定できません。年収や資格要件も未検証です。不安な場合は公的職業相談窓口など専門機関に相談し、契約前に確認してください。本記事は採用代行・求人紹介ではなく、採用を約束するものではありません。