片頭痛と緊張型頭痛の違い
頭痛には大きく分けて片頭痛と緊張型頭痛があるとされる。一般に片頭痛はズキズキと拍動する痛み、緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みと説明されることが多い。吐き気を伴う場合もあるとされるが、症状は個人差が大きく、画像検査や医師の診察なしに自分の頭痛のタイプを断定することはできない。また、両方の特徴を持つ場合や、別の原因による頭痛もあるため、種類だけで判断するのは危険だ。市販薬を選ぶ前に、医師の診断を受けるのが安全だ。
市販薬で対処する際の注意
市販薬はあくまで一時的な対処であり、頭痛の原因そのものを治すものではない。添付文書の用法用量を守り、長期間の連用や過量服薬は避けたい。「確実に効く」「すぐ治る」といった効果の断言や、個人の体験談を一般化して効果を暗示する情報には注意が必要だ。同じ薬を毎日のように飲み続けている場合は、自己判断を続けず、医療機関や薬剤師に相談しよう。
医療機関を受診する目安
これまでにない激しい頭痛、我慢できない痛みが続く、頭痛が頻繁に繰り返す、市販薬が効かない、毎日のように鎮痛薬を飲んでいる、頭痛とともに発熱や嘔吐やしびれがある――。こうした状態は受診の目安になる。頭痛を放置してよいと安易に考えるのは危険だ。特に初めて経験する強い痛みは、ためらわずに相談したい。ただし、症状だけで自分で病気を決めつけるのも避けたい。
受診するならどの科
頭痛で医療機関を探す場合、脳神経内科や頭痛外来が選択肢になる。かかりつけ医に相談して紹介を受ける方法もある。初診では問診が中心となり、必要に応じて検査が行われる。自分の症状や服薬状況を整理してから受診すると、スムーズに相談できるだろう。
診断は医師の判断で
頭痛のタイプや適切な対処法は、診察や必要に応じた検査をふまえて医師が判断する。インターネット上の情報は個人差や例外があるため、あくまで参考程度にとどめたい。受診の際は、いつから頭痛があるか、どのような痛みか、市販薬をどれくらい飲んでいるかを伝えると、診察が進みやすい。服用中の薬を記録しておくとよい。不安や疑問があれば、かかりつけ医や薬剤師に相談するのも一つの方法だ。気になる症状は放置せず、早めに医療機関へ相談してほしい。